症状一覧

  • 胸のしこり

    胸にできるしこりは良性のことも悪性のこともあります。多くの場合、手触りだけで見分けるのは難しいです。
    胸のしこりは乳がんだけが原因とは限りませんが、自己判断で放置せず、早めに検査を受けることが大切です。

    「胸のしこり」について
  • 胸の痛みや張り

    乳房の張りや痛みは多くの女性が感じる身近な症状で、その多くはホルモンの影響による一時的なものです。
    ほとんどは心配いりませんが、実際に病気ではないと安心できるのは検査で異常がないと確認できたときです。中には乳腺炎など治療が必要な病気や、痛みがきっかけで偶然乳がんが見つかることもあります。

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  • 乳房周りの皮膚のひきつれ・くぼみ

    胸のくぼみや皮膚のひきつれは、体重の変化や加齢、姿勢などが関係して起こることも多く、必ずしも病気とは限りません。
    ただし、鏡で見たときに自然に窪みがあったり、腕を上げたり軽くつまんだだけで皮膚がへこむような場合には注意が必要です。

    「乳房周りの皮膚のひきつれ・くぼみ」について
  • 乳房周りの皮膚の腫れ・赤み

    乳房に熱感や赤みが出たとき、多くは乳腺炎や膿がたまる乳腺膿瘍・乳輪下膿瘍が原因です。
    しかし、まれに炎症性乳がんという進行の早いがんが隠れていることがあります。この場合、乳房全体が赤く腫れて皮膚がオレンジの皮のように硬くなり、乳腺炎と同じように痛みを伴うのが特徴です。

    「乳房周りの皮膚の腫れ・赤み」について
  • 乳頭分泌・陥没

    乳頭から出る分泌物が白色や黄色がかった透明で、複数の乳管から出ている場合は多くが正常な反応で心配ありません。
    しかし、血が混じったような分泌や1箇所の乳管からのみから分泌しているばあは注意が必要です。その背後に乳管内のしこりが隠れていることがあり、乳がんの可能性も否定できません。

    「乳頭分泌・陥没」について
  • 乳首のかゆみ

    乳頭や乳輪の皮膚は非常にデリケートで、下着の擦れや刺激でかゆみや炎症を起こすことがあります。その結果、ただれやかさぶた、皮膚がむけてびらんのようになることもあります。
    多くは軟膏やクリームで保湿・保護を行うことで改善しますが、症状が長引いたり悪化する場合は注意が必要です。乳頭乳輪に発生するパジェット病というがんの可能性もあるため、自己判断せず医療機関で検査を受けて原因を確認することが大切です。

    「乳首のかゆみ」について
  • 乳房の左右差・変形

    乳房の大きさや形に左右差があることは珍しいことではありません。多くの場合は心配のない自然な状態です。
    しかし、急に一方だけが大きくなったり、逆に小さくなったりする場合には注意が必要です。こうした変化は乳がんのサインである可能性もあるため、普段と比べて明らかに違いを感じた時には自己判断せず、乳腺専門の医療機関で検査を受けて安心につなげることが大切です。

    「乳房の左右差・変形」について
  • わきのしこり

    脇の下にはリンパ節が集まっており、感染症やワクチン接種の影響で一時的に腫れることがあります。
    乳がんがリンパ節に転移してしこりとして触れる場合もあるため、自己判断せずに医療機関で検査を受けることが大切です。

    「わきのしこり」について