陥没乳頭の手術は、症状や年齢などの条件を満たせば保険で受けられる場合があります。 一般的には40歳未満で、今後授乳を希望される方が対象です。授乳に支障がある、またはその恐れがあると医師が判断した場合に適用されます。 詳細はカウンセリング時に医師へご確認ください。
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陥没乳頭とは、乳頭が外に突き出さず、内側に引き込まれている状態を指します。先天的なものと、授乳や炎症などによって後天的に起こるものがあります。 見た目の悩みだけでなく、乳頭が出にくいことで授乳が困難になったり、分泌物がたまりやすく炎症や感染を繰り返す原因になったりすることもあります。 軽度では手での刺激で出てくる場合もありますが、重度では自然に改善することは難しく、医療的な治療が必要となるケースもあります。
乳頭が内側に隠れていても、手で引っ張ったり刺激を加えたりすると一時的に出てくるタイプです。
ただし、刺激をやめるとすぐに元に戻ってしまいます。
乳頭が乳輪の内側に完全に埋まっており、引っ張ったり刺激を与えても全く出てこない状態です。
重度の陥没乳頭に分類され、授乳時に母乳が出にくくなるなどのトラブルにつながることがあります。
| Grade1 | 軽度。 刺激を与えたり指でつまんだりすると容易に突出し、 ある程度の時間はその状態を維持できる。 |
|---|---|
| Grade2 | 中等度。 刺激を与えると突出することは可能だが、 すぐに元の陥没した状態に戻ってしまう。 |
| Grade3 | 重度。 刺激や指で引っ張っても、 ほとんどあるいは全く乳頭を突出させることができない。 |
先天性の陥没乳頭は、乳腺組織と乳管の発達バランスが不十分であることが大きな原因です。特に、乳頭を内側に引き込むように働く索状物(固い組織)が存在することで乳頭が突出しにくくなります。 また、家族性の傾向もあり、先天性陥没乳頭の約半数は遺伝によるものとされており、生まれつきの体質が関与しているケースが多いです。
後天性の陥没乳頭は、乳房への打撲や外傷、急激な体重減少、乳腺炎の後遺症、外科的手術の影響など、さまざまな要因で起こることがあります。 中には乳がんなどの悪性腫瘍が原因となって乳頭が内側へ引き込まれるケースもあるため、注意が必要です。突然の陥没や片側のみの変化が見られる場合は、早めに乳腺外科を受診し、検査で原因を確かめることが大切です。

陥没乳頭を放置すると、特に中等度から重度の場合には赤ちゃんが乳首をくわえにくくなり、授乳がうまくできない可能性があります。

陥没乳頭をそのままにしておくと、乳頭のくぼみに汚れや分泌物がたまりやすくなり、細菌が繁殖して乳腺炎などの感染症を起こしやすくなります。

陥没乳頭を放置すると、授乳や感染の問題だけでなく、見た目に関する悩みやコンプレックスを抱く方人います。
難波法は、乳頭の根元をZ型に切開し、乳腺や乳管をできるだけ温存しながら乳頭を引き出して形を整える手術法です。 基部を縫合して再陥没を防ぐ構造を作り、自然な突起を保ちやすいのが特徴です。軽度から重度まで幅広く適応があります。
酒井法は、乳頭内を慎重に切開して内部を確認し、乳管を損なわないように線維性の癒着やひきつれを丁寧に剥離して乳頭を引き出す方法です。 できるだけ切らずに周囲のひきつれを解除して乳頭を持ち上げ、しっかりとした突出が得られやすく、重度の陥没乳頭にも用いられる方法です。
埋没法は、乳頭の根元を2〜3mm2ヶ所小さく切開し、陥没の原因となる組織や乳管を調節して糸で乳頭を固定する低侵襲な治療法です。 切開範囲が小さく傷跡も目立ちにくいため、軽度の陥没乳頭に適しており、日常生活への影響も少ないのが特徴です。元に戻ることもほとんどありません。
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施術は麻酔から縫合まで含めて約30分と短時間で完了します。 乳管を切らずに行うため、手術後も授乳機能をしっかり維持できます。 さらに、傷跡が目立ちにくいのも特徴で、時間の経過とともに肌になじみ、乳首や乳輪と同化してほとんど分からなくなります。
過去に陥没乳頭(陥没乳首)の手術を受けても、再び陥没してしまった場合はご相談ください。ブレストクリニックでは、再度乳頭を外へ出すことが可能です。ただし、すでにできた傷跡を完全に消したり、切れてしまった乳管を再接続することはできません。乳管が損傷した場合、その後の授乳は行えなくなります。 陥没乳頭の手術は、乳房に関する専門的な知識と繊細な技術を必要とする治療です。できるだけ最初から、バスト医療に詳しい医師に相談し、適切な方法を選ぶことが大切です。
長年にわたり数多くの症例に携わってきた経験を活かし、多様なお悩みに柔軟に対応できることが当院の強みです。 患者様の体質や生活背景は一人ひとり異なりますが、豊富な実績に基づく確かな判断で、その方に最も適した方法をご提案します。 積み重ねた症例数は安心につながり、信頼できる医療を支えています。
陥没乳頭の治療は、症状の程度やグレードによっては健康保険の適用が可能な場合があります。見た目の改善だけでなく、授乳や機能面の回復を目的とする場合に保険が認められるケースもあります。 まずは保険診療の対象になるかどうか、お気軽にカウンセリングへご相談ください。
将来的な妊娠や授乳の可能性を見据え、乳管をできるだけ温存する術式をご提案しています。乳頭内部の癒着を丁寧に解除し、乳管の機能を守りながら自然な形に整えることを重視。 見た目と機能の両立を目指した治療方針で、安心してご相談いただけます。
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予約は電話・WEB予約にて受け付けております。

カウンセリングでお悩みを伺ったり、乳頭の状態を診察し、術式を決定をします。 併せて、治療費・治療プラン・スケジュールなどをご説明いたします。

ご希望をもとにデザインを決定します。

陥没乳頭の状態に合わせて適切な方法で施術を進めていきます。

施術後は、ご休憩いただいた後にご帰宅いただきます。 アフターケアの方法についてスタッフからご説明させていただきます。
| 施術時間 | 約30分(片側 約15〜20分) |
|---|---|
| 麻酔 | 局所麻酔 |
| 入院 | なし |
| 通院ペース | 手術前に0〜1回 手術後に2〜3回 |
| 抜糸 | 乳頭の付け根に約2ヶ所、わずか数ミリの小さな跡が残ります 乳頭や乳輪の色調になじむため、ほとんど気にならない程度です |
| ダウンタイム | 術後の腫れや内出血はおよそ1〜2週間で落ち着きます 痛みは軽度で、通常は数日ほどで和らぎます 処方される鎮痛薬でコントロールできるため、ご安心ください |
| シャワー | 2日後から |
| 入浴 | 1週間後から |
陥没乳頭手術には、出血、腫れ、感染、内出血、乳頭の感覚低下などのリスクが伴います。 手術後は一時的に痛みや腫れが出ることがありますが、ほとんどは数日で落ち着きます。術後1〜2週間は強い刺激や圧迫を避け、清潔を保つようにしてください。 乳管を温存した手術を行った場合は、授乳への影響を最小限に抑えることができます。 再陥没の可能性もあるため、経過観察のための定期的な受診をおすすめします。
| 施術名 | 料金 |
|---|---|
| 陥没乳頭(保険適用) |
45,000円程度 |
| 陥没乳頭(自費診療) |
297,000円(両側) |
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